この記事では直近のたばこ税の値上げ、これからの値上げ予定をまとめました。

また現在のJT、フィリップモリス、BATの主要銘柄の値上げや価格も紹介しています。

物価上昇に伴い、喫煙もお金がかかるようになったそんな読者に最新の喫煙事情やコスパの良いタバコをまとめたのでぜひ読んでください。

2026年4月以降タバコが値上がりする？政府の動きは？

政府は2026年4月以降、たばこ税の引き上げを予定しています。これは、タバコによる健康被害の抑制や、財源確保を目的としたものです。

増税の背景には、喫煙率の低下とともにたばこ税収が減少している現状があり、さらなる増税で税収を補いたい狙いもあります。

日本では過去10年間でたばこ税が段階的に引き上げられており、1箱あたりの価格は徐々に上昇中です。特に近年は、たばこ税収の減少を補うため、紙巻きたばこ・加熱式たばこともに増税が続いています。

①紙タバコと加熱式タバコの税率の違いと増税予定

紙巻きタバコは1箱あたり約6割が税金で構成されており、加熱式タバコはそれよりも低い税率です。

しかし、2026年4月には加熱式タバコの税率が段階的に引き上げられ、最終的には紙巻きタバコとの差が縮まることが決定しています。

加熱式タバコは、税負担が軽いことから一部の喫煙者が移行していましたが、増税によってそのメリットも徐々に薄れつつあります。これにより、喫煙者は紙巻きタバコ・加熱式タバコのいずれを選んでも負担が増える状況が続くと考えられます。

②【最新】2024年10月のたばこ税増税は見送りに

2024年10月に予定されていたたばこ税の増税は、物価上昇や生活負担の増加を考慮し、政府の方針変更によって見送りとなりました。

ただし、2026年の増税は既に決定されているため、喫煙者は引き続き備える必要があります。

一時的な見送りとはいえ、喫煙者にとって値上げの流れは避けられず、今後の喫煙習慣の見直しや節約対策が求められます。

③タバコの値段の内訳とは？税金が6割を占める

たばこの価格の約6割は「たばこ税」と「消費税」が占めており、残りの4割が製造費や流通コスト、メーカーの利益です。例えば、1箱600円の場合、約360円が税金となっています。

たばこ税には、「国税」と「地方税」があり、さらに加熱式タバコには特別な計算方式が適用されています。

増税が続く限り、喫煙者の経済的負担はさらに拡大する見込みです。

④たばこ税以外にも値上げの可能性が？

タバコの値上げは税金だけが原因ではありません。原材料費や製造コスト、輸送費の上昇なども関係しています。

特に資材価格やエネルギーコストの高騰が続いているため、一部メーカーが価格を引き上げる可能性もあります。

紙巻きタバコに使用されるタバコの葉や加熱式タバコの部材コストは世界的な供給不安によって高騰しており、今後も価格への影響が懸念されています。

紙巻きタバコの値上げの予定は？いつから？どれくらい？どの銘柄が？

日本での売上が多い３社（JT,フィリップモリス,ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT))の紙巻きタバコの主要銘柄の価格とその歴史を紹介します。

①JTの主要銘柄の価格一覧

銘柄	パッケージ価格	1本あたりの価格	直近の値上げ時期と内容
メビウス	580円（20本入り）	29円	2021年10月1日、540円から580円に値上げ
セブンスター	600円（20本入り）	30円	2021年10月1日、560円から600円に値上げ
ピース	600円（20本入り）	30円	2021年10月1日、560円から600円に値上げ
キャメル	460円（20本入り）	23円	2021年10月1日、450円から460円に値上げ
ウィンストン	540円（20本入り）	27円	2021年10月1日、500円から540円に値上げ

これらの銘柄は、2021年10月1日に価格改定が行われました。

その後、2024年10月にも一部銘柄で値上げが実施されましたが、セブンスターは値上げがなく、価格は据え置かれています。

②フィリップモリスの主要銘柄の価格一覧

銘柄	パッケージ価格	1本あたりの価格	直近の値上げ時期と内容
マールボロ	600円（20本入り）	30円	2021年10月1日、570円から600円に値上げ
ラーク	540円（20本入り）	27円	2021年10月1日、500円から540円に値上げ
パーラメント	580円（20本入り）	29円	2021年10月1日、540円から580円に値上げ

これらの銘柄は、2021年10月1日に価格改定が行われました。

その後、2024年10月にも一部銘柄で値上げが実施されましたが、マールボロ、ラーク、パーラメントは値上げの対象外となり、価格は据え置かれています。

③ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の主要銘柄の価格一覧

銘柄	パッケージ価格	1本あたりの価格	直近の値上げ時期と内容
ラッキーストライク	430円（20本入り）	21.5円	2024年4月1日、400円から430円に値上げ
ケント	480円（20本入り）	24円	2024年10月、450円から480円に値上げ
クール	500円（20本入り）	25円	2023年10月1日、540円から500円に値下げ
IQOSSAN	600円（20本入り）	30円	2021年10月1日、560円から600円に値上げ

これらの銘柄は、2021年から2024年にかけて価格改定が行われました。

特に、ラッキーストライクは2024年4月1日に30円の値上げが実施され、ケントは2024年10月に30円の値上げが行われました。

一方、クールは2023年10月1日に40円の値下げが実施されました。ダンヒルは2021年10月1日に40円の値上げが行われています。

加熱式タバコの値上げの予定は？いつから？どれくらい？どの銘柄が？

日本での売上が多い３社（JT,フィリップモリス,ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT))の加熱式タバコの主要銘柄の価格とその歴史を紹介します。

①JTの主要銘柄の価格一覧

これらのスティックは、Ploom XおよびPloom S 2.0の両方で使用可能です。

なお、2024年10月にたばこ税の増税が予定されており、これに伴い各銘柄の価格が1箱あたり20円程度値上げされる可能性があります。

銘柄	パッケージ価格	1本あたりの価格	直近の値上げ時期と内容
メビウス	500円（20本入り）	25円	2023年3月20日、570円から500円に値下げ
キャメル	500円（20本入り）	25円	発売当初から500円で価格変更なし

これらの銘柄は、2022年10月1日に価格改定が行われ、各銘柄とも20円の値上げが実施されました。

フィリップモリスの主要銘柄の価格一覧

銘柄	パッケージ価格	1本あたりの価格	直近の値上げ時期と内容
マールボロ	600円（20本入り）	30円	2022年10月1日、580円から600円に値上げ
ヒーツ	550円（20本入り）	27.5円	2022年10月1日、530円から550円に値上げ
テリア	600円（20本入り）	30円	2022年10月1日、580円から600円に値上げ
センティア	550円（20本入り）	27.5円	2022年10月1日、530円から550円に値上げ

③ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の主要銘柄の価格一覧

銘柄	パッケージ価格	1本あたりの価格	直近の値上げ時期と内容
ラッキーストライク	430円（20本入り）	21.5円	2024年4月1日、400円から430円に値上げ
ケント	480円（20本入り）	24円	2024年10月15日、450円から480円に値上げ
ネオ	500円（20本入り）	25円	2023年8月1日、540円から500円に値下げ

これらの銘柄は、2023年から2024年にかけて価格改定が行われました。

特に、ラッキーストライクは2024年4月1日に30円の値上げが実施され、ケントは2024年10月15日に30円の値上げが行われました。

一方、ネオは2023年8月1日に40円の値下げが実施されています。

タバコの値上げに向け、節約して喫煙するには？

タバコ代の節約方法として、次の２つの選択肢があります。

①電子タバコ(VAPE)に乗り換える

ここ

電子タバコ（VAPE）は紙巻きたばこと比べてコストを抑えられるため、節約に効果的です。例えば紙タバコ1箱（20本）600円だとすると、1本で平均12回吸えるため1パフ2.5円なのに対して、5000パフ吸える電子タバコは、送料込みで5000円近くなため1パフ1円となり、半分以下のコストで済みます。

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また一度デバイスを購入すれば、あとはリキッドやカートリッジの交換のみで済み、月々の費用が大幅に削減できます。そしてフレーバーが豊富で、自分好みの味を楽しめるのも大きな魅力です。

さらに、ニコチン入りの製品も選べるため、紙巻きタバコからの移行がスムーズです。タールのような有害物質を含まない製品を選べば、健康リスクを抑えつつ喫煙習慣を続けることも可能です。

②海外からの個人輸入や免税店を利用する

タバコ代を節約するもう一つの方法は、海外からの個人輸入や免税店の利用です。

海外では日本よりも安価でタバコを購入できる場合があり、旅行時に免税枠内で持ち帰ることで節約につながります。

個人輸入を活用すれば、ニコチン入り電子タバコ（VAPE）も合法的に入手可能です。ただし、個人輸入にはルールがあり、自分の使用分に限られるため、購入量には注意が必要です。

タバコを節約したい人に電子タバコ(VAPE)がおすすめな理由

電子タバコ（VAPE）を吸うことのメリットを3つ紹介します。

①たばこ税の対象外でコスパがいい

電子タバコは法律上「製造たばこ」に該当しないため、たばこ税がかかりません。

価格の6割を占める税金がかからないため、電子タバコは紙タバコや加熱式タバコの半分以下のコスパで吸えることが可能です。

②フレーバーが豊富

フルーツ系、メンソール系、スイーツ系など多様なフレーバーを楽しめるのが電子タバコの魅力です。

自分好みのフレーバーを選べるため、飽きることなく続けられます。

③ニコチン・タールが入っているもある

電子タバコには、ニコチンを含む製品もあり、紙巻きタバコからの切り替えがスムーズです。

また、タールが含まれないため、健康リスクを軽減しつつ喫煙習慣を続けることができます。

ニコチン入りの電子タバコ(VAPE)の入手方法は？

現在ニコチン入りの電子タバコの法律はあまり知られていません。

ここでは、日本でのニコチン入り電子タバコの取り扱いについて紹介します。

①現在日本でニコチン入りのVAPEの販売は違法

日本国内ではニコチン入り電子タバコ（VAPE）の販売は法律で禁止されています。

これは、薬事法の規制対象となり、国内での流通や販売が認められていないためです。

そのため、ニコチン入り製品を国内の店舗やオンラインショップで購入することは違法となります。

②My Moods経由の個人輸入なら合法

ニコチン入り電子タバコを合法的に手に入れる方法として、個人輸入があります。特にMy Moodsを利用することで、安全で信頼性の高い製品を入手可能です。

個人輸入は自分の使用分に限られるため、購入量には制限があります。

また、輸入手続きが必要ですが、My Moodsのようなサービスを利用することで、スムーズな取引が可能になります。

My Moodsがおすすめな理由3選

電子タバコ（VAPE）の購入先としてMy Moodsがおすすめです。

その理由は以下の3つです。

①ニコチンフリーなものからニコチン入りまで豊富な品揃え

My Moodsでは、ニコチンフリーの製品からニコチン入り製品まで幅広く取り揃えています。

初心者から上級者まで、自分に合った商品が見つかります。

②他の商品と比べてコスパが良い

他の商品と比べて価格が手頃であり、高品質な製品をお得に購入できます。

ランニングコストを抑えつつ、長く使用することが可能です。

③海外から直輸入のため取り扱い銘柄が多い

My Moodsは海外から直輸入しているため、国内では手に入りにくい銘柄やフレーバーも充実しています。

他では見つからない商品も多く取り扱っているため、選択肢が広がります。

さらに、My Moodsは個人輸入サポートも提供しており、初心者でも手軽に利用できる点が大きなメリットです。他の購入方法と比較して、安心して選べるプラットフォームです。