葉巻と紙タバコのどっちが体に悪い?ニコチンや肺への影響・害など徹底解説!

「葉巻を吸ってみたいけど体に悪いのか心配」「葉巻と紙タバコのどっちが体に悪いのか気になる」という人もいるのではないでしょうか。

結論、葉巻は紙タバコよりは体に悪くないです。

本記事では葉巻と紙タバコの体への影響をニコチンや吸い方などから詳しく解説していきます!

目次

葉巻とは

葉巻はタバコの葉をタバコの葉で巻いたものです。ちなみに紙タバコはタバコの葉を紙で巻いています。

葉巻の歴史は古く、古代メキシコで栄えたメソアメリカ文明でも親しまれていたようです。その後スペインの一部地域でのみ流行していた葉巻ですが、19世紀にナポレオンがスペインに侵攻したことによりヨーロッパ全土で流行するようになったそうです。

葉巻は「フィラー」の葉を「バインダー」の葉で巻き、さらに「ラッパー」の葉で巻く三層構造になっています。葉巻は原材料や製造方法等の違いにより、「プレミアムシガー」「ドライシガー」「リトルシガー」の3種類に分類できます。コンビニで売っているリトルシガーについてはこちらの記事を参考にしてみてください!

葉巻と紙タバコはどっちが体に悪いか

次に葉巻と紙タバコのどっちが体に悪いかを、ニコチン吸い方吸う頻度の3点についてそれぞれ詳しく解説していきます!

①ニコチン

米国立がん研究所の調査によれば、葉巻のニコチンは5.9~335.2mg(乾燥葉1gあたり)で、紙タバコのニコチンは13.7mg~23.2mg(乾燥葉1gあたり)と発表されています。

以上より、ニコチンの含有量は葉巻でも種類によって大きな差があり、一概に紙タバコと比較することができません。ただしシガーのように重く、またタバコ葉100%の葉巻はニコチン含有量が比較的多いだろうと言われています。

また葉巻のタール含有量についての正式な調査は行われていない可能性が高いです。

②吸い方

葉巻は口の中で煙を楽しむのが一般的で、煙を肺に入れません。

反対に、紙タバコは煙を肺に入れて吸うのが一般的です。

したがって葉巻は口腔粘膜からニコチンを吸収するので、有害物質や発がん物質の肺への影響は紙タバコより少ないと考えられています。

③吸う頻度

葉巻は1本1,000~3,000円もする高級品です。また、葉巻を一本吸い終わるまで1時間程度かかります。

そのため葉巻は日常的に吸うものではなく、紙タバコと比較すると吸う頻度が少なく、また依存性も低いと言えます。

結論、葉巻は紙タバコより体に悪くないと言えるでしょう!

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